オゾン溶解・紫外線照射・光触媒作用の機能により、雑菌を強力に酸化分解する「OHラジカル」を生成。植物工場では、生菌数の低減に貢献します。ハウス水耕栽培では、生育不良や根腐れにつながる菌を効率よく分解除去します。
雑菌増殖が抑えられるので、養液の循環使用が可能になり肥料の節約に大きく貢献。
雑菌分解後は、植物に負荷がない「二酸化炭素・水・窒素・酸素」に変化するため、環境汚染の心配もありません。
また、殺菌効果を持つオゾンは、役目を果たすと根の活性化につながる酸素に変化。
養液除菌と根の活性化の仕組み
OHラジカルを発生させオゾンとの複合効果により強力に除菌。酸素の富化も進み、根の活性化を促進します。
装置接続での配管イメージ
水耕栽培槽の養液バッファータンクにローカル循環の配管施工。
完全閉鎖型植物工場
ホウレンソウの養液栽培の例
栽培養液槽の規模および設置ユニットモデルによりに減少速度は異なりますが、数週間でその効果が見られます。
また、酸化除菌の過程で、微量要素肥料の鉄分やマンガンなどが一部消費されますので、微量要素を多めの投入する必要があります。
イチゴの養液栽培の例
ホウレンソウの養液栽培の例
2週間を超えたあたりから、大きく成長に差が出始め、効果の大きさがはっきり確認できる。